夢日記 ♯3

 二度寝の甲斐あって、遂に夢を見た。 しかしまぁ・・・・・・酷く面白味を欠いた夢だ。  あのいかにも夢という感じのぐちゃぐちゃさが全く感じられない。 その上記憶の欠損も激しい。  一言で言ってしまえば、夢の中で目覚める夢だった。  夢の中でも私は寝ていて、そして目覚めた。 目覚めてから何をしたか、そこから面白くなってくるってところなのにそれが思い出せない。  断片としては頭の中にあるような気がするが、それが夢として、眠っている間私の脳が見せた映像としての形を保っていない。  テレビの画面を数ドットだけ覚えているようなものだ。 それ単体では何の意味も持たない。
空空 空
空空 空
空空 空(カラゾラ アキ)と申します。普段はなろうでごちゃごちゃ書いてます。こっちでもちょこちょこ遊んでいきたいと思います。