そして、
味噌汁が五臓六腑に染み入る季節になってきた。
キッチンにアサリと味噌の香りが立ち込めていたときである。
「あ。お味噌なくなっちゃった」
そんな彼女の言葉から、俺たちはスーパーで買い物をするために身支度を整え始めた。
リビングで軽くメイクを施していく彼女は、最後の仕上げといわんばかりにリップブラシを唇に乗せる。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/11/7 8:07
最終編集日時: 2025/11/7 8:11
木のうろ野すゞめ
雰囲気小説を書く人です。
毎週金〜日曜日の間になにかしら書きあげていきたいです。
現在は主に「書く」「書く習慣」にて生息しております。
2025/8/16〜
※作品は全てフィクション
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