第九話 諦めてよ、黒霧の怪物
眩い光が二人を包む。
「ウ、ウガァ!光ダ光ダァ!」
その途端、ナニカの少女を掴む力が弱まり、苦しみ出す。
「うむ、自作の閃光弾だが…効いてよかった」
「まさか…光が苦手だとは…」
少女はこのする方をすぐさま見る。すると、そこには門番とロージアが手招きしながら、立っていた。少女は恐怖から解放され、泣きながら走り出す。
「怖がったよぉ!」
少女はそのまま門番に抱きつき、大きな声で泣く。
「すまない…すぐに助けられなくて…」
少女は首を横に振る。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2024/6/28 10:01
紫陽花
そこらへんに生えてる紫陽花です。
夢は漫画家、そのためにストーリーを練ってます。
小説や漫画はなんでも読みます。
バトル、ハートフル、ラブコメ、BL…なんでも御座れ!