第九話 諦めてよ、黒霧の怪物

第九話 諦めてよ、黒霧の怪物
眩い光が二人を包む。 「ウ、ウガァ!光ダ光ダァ!」 その途端、ナニカの少女を掴む力が弱まり、苦しみ出す。 「うむ、自作の閃光弾だが…効いてよかった」 「まさか…光が苦手だとは…」 少女はこのする方をすぐさま見る。すると、そこには門番とロージアが手招きしながら、立っていた。少女は恐怖から解放され、泣きながら走り出す。 「怖がったよぉ!」 少女はそのまま門番に抱きつき、大きな声で泣く。 「すまない…すぐに助けられなくて…」 少女は首を横に振る。
紫陽花
紫陽花
そこらへんに生えてる紫陽花です。 夢は漫画家、そのためにストーリーを練ってます。 小説や漫画はなんでも読みます。 バトル、ハートフル、ラブコメ、BL…なんでも御座れ!