無水眼

無水眼
東京:渋谷 町外れの古びた研究所。 そこには人体実験専門の博士が住んでいた。 ある日博士は思ったそうだ。人は涙を流せなくなるとどうなってしまうのかと。 博士は闇オークションで一番安く売られていた少年を買い、涙に関する器官をすべて除いた。 涙を流せなくなった少年の生活を毎日日記に綴ったのだ。 結果から言おうか。少年はとても軽蔑的な性格に育った。 自分が持ち合わせていない涙というものに憧れを持った彼は人の涙を見るとひどく興奮した。その衝動から彼は人に暴力や精神的な苦痛を与えるようになった。 人の涙を採取し、瓶に集めて観察している。そんな彼を恐れ博士は彼を壊すことにした。 彼は唯一博士に害を与えたことはなかったが念の為博士は後ろから近づき壊した。 血に塗れる池の中、透明な液体が、赤色に混ざっていたという。
龍華
龍華
元けしかす。です。心機一転してまた書いてみようかと思うのでよろしくお願いします。 応援してくださるフォロワーさんを大切に思って頑張ります。