桜みたいな君に恋をする#1

僕の名前は青柳晴人、今日からこの高校の1年生だ 教室では、新しい友達同士での輪がある程度形成されているようだった 僕はというと... 一人ぼっちだった まず僕みたいなやつが自分から話しかけたりできるわけないじゃないか 簡単に言うと僕は勘違い野郎だった 心のなかでは主人公気取りのくせに現実は意気地なしで臆病で中二病というきれいな三拍子 趣味といったらリズムゲームと小説を書くことぐらいだ "高校では彼女をつくる!!" という目標を立てたはいいものの実際のところ友だちができるかも怪しい
短編小説愛好家