支配人形

支配人形
とある骨董品屋で人形を見つけた。 明らかに古い日本人形で、女の子。おさげで着物をを着ている。 そして、じっと僕を見つめている。僕も見つめた。 あれ?急に頭がぼんやりしてきた。何も…考えられない…。ここは、ドコ?僕は…誰? すると、勝手に腕と足が動いた。止めようとしても、止まれない。何かに、支配されているみたいに体が動く。 そして人形を取り、“これ、ください”と勝手に口が動いた。 そして、勝手に金を払い、帰って行った。 翌日、捨てようとした。すると、捨てられない。腕が動こうとしない。 どうしたんだ、僕。
るり
るり
高校1年生 主に小説とエッセイを書いてます 作品のアドバイス大募集中です! 気軽にフォロー・コメント・いいねして欲しいです!!