優しさと哀しみの欠片
雨上がりの夕暮れ。
空にはまだ薄い雲が残り、その隙間から柔らかな茜色の光が街を包んでいた。
小さな花屋で働く紗季は、一輪だけ売れ残った白いガーベラを手に、いつもの帰り道を歩いていた。
その花は、誰にも選ばれなかった花。
けれど紗季には、どこか自分と重なって見えた。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2026/7/27 16:29
cherry
作家、水引アーティストとしても
活動中のcherryです。
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