優しさと哀しみの欠片

優しさと哀しみの欠片
雨上がりの夕暮れ。 空にはまだ薄い雲が残り、その隙間から柔らかな茜色の光が街を包んでいた。 小さな花屋で働く紗季は、一輪だけ売れ残った白いガーベラを手に、いつもの帰り道を歩いていた。 その花は、誰にも選ばれなかった花。 けれど紗季には、どこか自分と重なって見えた。
cherry
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作家、水引アーティストとしても 活動中のcherryです。 よろしくお願いいたします🐈‍⬛🌙