秀才は天才に狂った

明治時代 中期  小生はとある貴族の当主に仕えている書記でございます。本日は、当主様に「自分の意見を記録してほしい」と言われたので、ご紹介します。 「私の同級生に、とても優れた人がいる」 「当主様以上にですか?」 小生は不思議に思った。当主様自身、優れた方だったのだ。教科書、参考書は全て覚えていたし、よくレコードを聴いていた音楽は演奏できていたし、武芸の講師をされてるお方も、当主様に並ぶ者はいないだろうと言ったのだ。 そして、それをひけらかさず、謙遜し、誰に対しても礼儀正しいお方だ。 そんな方が、「とても優れた」と言うのだ。驚いて当然だろう。 当主様はつらつらと教えてくださった。
しんきユーザー
「演歌の花道」のナレーションと「夢グループ」のCMが好きなちょっと変わった人です 好きな本は「ハリー・ポッター」です