想像
「私宇宙人なの。」
彼女が僕の隣でそう呟く。
彼女はそう言うが、にわかに信じ難い。
宇宙人の存在を完全に否定するわけではないが、
僕の同級生として日々を過ごし、僕の隣に座り、僕の肩に頭を乗せているこの“可愛い彼女”が「宇宙人」だなんて、ありえない話だ。
だいたい、なぜ人間の姿でここにいるのか。なぜ、とこのまま話し続けると長くなりそうなのでやめておこう。
「へぇ〜、いいね。」
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文字数: 660
カテゴリー: ホラー
投稿日時: 2024/6/26 6:02
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
花咲クズ
新参者です