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春憂
ひらりと風に舞う花弁を目だけで追いかける。 自由に舞う花弁は、重力に負けて下に落ちる。 それは嫌気がさすほど儚く美しかった。 この花が散る頃に、貴方はもうここを去る。 言いたかったことを言おうとして、結局言葉は出なかった。 これは胸の内にしまっておいた方が良い。
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文字数: 392
カテゴリー: 詩・短歌
投稿日時: 2025/6/2 7:48
晴薪
はるまき/高校3年生/女子