目覚め

凛はリビングの床に倒れていた。 涙で頬が濡れ、心臓がまだ痛い。 母が台所に立っている。 驚いて振り向く。 「凛?どうしたの?」 凛は駆け寄り、しがみついた。
三秋 うらら
三秋 うらら