なんかプロローグ的なやーつ 男子生徒?

石ころと遊ぶのは日常だ。 友達とじゃれる代わりにこうやってめぼしいのを見つけて蹴っていく。 自分が蹴っているといえばそうなのだけど、自分の先をコロコロと進むのを見ていると、何となくそいつの子分になっているような気になる。 「おい、そこ穴ボコあるぞ!落ちるんだから、そっちに蹴るなよ!」 言われなくてもわかってるって。 お前の子分は俺だけで、俺の師匠はお前だよ。 「今のところはな!」…いや、メタいメタい。これは間違えた。 「お前はこの地面並みに熱いやつだ。気に入った!子分にしてやる!」 もう子分だけど。まぁいいか、さすが師匠。 「お前も子分である以上、周りを見る目を養わなくちゃな。」
ぽんとりんご
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投稿も内容も不定期です