禰󠄀豆子が鬼にならない世界 二十八

〜前回のあらすじ〜 雛子は夢で母の幻影に誘惑されるが、「本物じゃない」と気づき抗う。 仲間の声に支えられ、童磨の氷を打ち破る。 童磨は執着を深め、次なる襲撃を予告して消えた。 朝日が東の窓から差し込み、柔らかな光が庭を照らしていた。 鳥の声が遠くで響き、蝶屋敷にはいつもの穏やかな空気が漂う。 だが、雛子の顔には昨夜の夢の影が色濃く残っていた。
やみ
やみ
はじめましてやみです。空いている時間に作成してます。沢山の人が読んでくれると嬉しいです😊まだまだ初心者なので宜しくお願いします