ACT.1幼い頃、辛い日々の中でラジオと出会った
1981年2月17日に私は誕生日したことになっているが、本当のところは何月何日に誕生したのかは不明である。
そんなわけで物心ついた4歳以前から夜尿症という障害を持っていた。というより普段の生活の悪循環から起きているのかもしれない。
なぜなら両親や祖父母からの虐待を受けていた。そして妹たちは新しい服を着ていたり新しい物を持っているが、私の服や物の殆どがイトコからのお下がりなのである。まぁ、そのせいもあって保育園では「貧乏人」や「こじき」などというレッテルを貼られてしまい、バイ菌扱いをされてイジメを受けていたし、守ってくれるはずの先生すらその件に関しては相手にしてくれなかった。
イジメや虐待からのストレスがおねしょの原因となっていることは誰も気づいていない。なので、おねしょをすると朝から母と祖母からの酷い仕打ちを受けることになり、身体中が痛くても保育園に通う。それが毎日続いているんだから子供ながらも精神的に辛くなる。
1986年、年長クラスになっても家族からの虐待はあるし、保育園でもイジメは続いている。辛い日々を我慢しているのに、ペン・習字とに空手という2つの習い事を強制的に始めさせられた。
初めの頃は行きたくないと思っていたけど、そこではみんな平等に扱ってくれたので逆に楽しくなっていた。
梅雨時期のある日、大雨が降っていたので空手の先生が家まで送ってくれた時、カーラジオから楽しげな音楽とトークが聴こえてきた。私は空手の先生に
「カーラジオから聴こえるのって何?」
と言うと空手の先生は楽しそうに茨城放送というラジオ局のことや1197KHzという周波数のことをなどを教えてくれた。その時はラジオの話を聴き流す程度した理解していなかった。
習い事で自分の居場所を見つけたとしても数時間程度、家に帰っても部屋にご飯が用意されているので居間には寄らず、入浴してそのまま部屋に行くことになっている。ちなみに私の部屋は3畳の小さな部屋に小さなテレビと古い机・椅子・タンスが置いてあるので、布団を敷くと畳が見えない感じである。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2025/10/11 13:42
最終編集日時: 2025/10/17 11:28
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
Lucifer
子供の頃の夢は小説家や脚本家になりたかったけどなれなかった普通のおばさんです。1981年2月17日生まれのA型です。
それでLuckyFM茨城放送リスナーと茨城ロボッツブースターをしているめっちゃくちゃ気まぐれで多趣味な性格です。