65.戻り

65.戻り
目が覚めた 目の前の景色は白い天井のみ ああ…僕は戻ってきたのかと察する 少し目線を外すと自分の周りには管が沢山あり、一つでも外したら命を落としそうな危険さを孕んでいる 声を出そうにも酸素マスクを付けられているため話せない いや、何日経っているのか分からないがずっと筋肉を使っていないこの体に声を出す機能は残されているのか?という問題だ ただ、僕が目を覚ましたことにより周りがざわめいているようだった 僕はまた目を閉じる 少し経つと声をかけられた
茜桜 手鞠
茜桜 手鞠
(せんおう てまり)です。 投稿頻度は低めです。 好きな時に手に取って読めるような手軽さを考えて作っています。 よろしくお願いします。