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彼。
蚊取り線香を見つめながら夏を想う。 私は夏が好きだ。 例えば蝉の声ひとつで、別の世界に来たみたいに思えてくる。 そして、夏は彼だから。 私は夏が好きだ。 私から彼を奪ったあの蝉が。 あの夏が好きだ。
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文字数: 534
カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/9/1 9:46
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
星々のモノローグ。
おもちゃ箱の中。