犯罪者の気持ちの一部

いつだっただろうか…自分が輝いていた日は… 早朝、朝から人は賑わい配達員さんのバイク音と子供の声。 いつからだろう、うるせぇと思ったのは… 12時、気怠い体を起こす、トイレに行きたいが母がいるから出たくない。 15時、また時間を無駄にした、パソコンとスマホは四六時中見ているが…いつからだろう、楽しくなくなったのは… 18時、やっとリビングに降りる母の冷たい視線に晒されながら飯を食う、いつからだろう…母のごはんをうまいと言えなくなったのは… 夜の12時、やっと俺の時間だパソコンを開きゲームやsnsをしながら自分よりマシな奴らを炙り出して安心する、いつからだろう虚しいと思ったのは… 深夜3時、考えたくない、だからスマホを取り出しどうでもいい音を流しながら眠る、最近はこんなのばかりだ、いつからだろう…考えを放棄したのは… 朝6時、配達員さんのバイク音、程々に聞こえるトラックの音、うるさい、ここで叫んでもどうにもならない…いつからだろう、人のせいにするようになったのは…
山代裕春
山代裕春
初めまして、山代と申します! 気軽にヒロさん、ハルさんとお呼びください。