駅員さんはカラス

駅員さんはカラス
「やっと着いたー…」 ため息とともに駅の入り口の隣にあるベンチに座った。 隣の街まで久しぶりに行ってみようかと思ったら迷子になり、やっぱり帰ろうと思ったらますます迷子になり…(大人として少し恥ずい…)それでなんとかスマホの地図を頼りにこの駅にたどり着いたのだ。 「はぁ〜」 もう一度ため息が出る。自分がなんだか情けなく感じたのだ。 その時ふいに声をかけられた。 「何かお困りデ??」 顔を上げるとそこには、駅員さんがかぶっていそうな帽子とそっくりな小さな帽子を身につけているカラスがいた。 …俺はフリーズする。今…カラスがしゃべった!?脳内がパニック状態になる。(というよりパニックを超えている気がする) 俺はとりあえず話しかけてみることにした。
飛
高校一年生。 将来の夢は小説家か漫画家。 憧れの作家さんは松村涼哉さん。 結構暗い話とかグロい系書くのが多い。(気がする) 書くのが苦手なジャンルは恋愛系かな、、、