寂
一日中寝ていた感覚だ。 少し頭が痛い。 僕しかいない空間。 心臓の鼓動と呼吸音しか聞こえない。 外からの青白い光が照らす部屋はどこか寂しくて、でも不思議と落ち着く。 「まだ、夜じゃないか」 外を見渡す。 外という空間が広がっているように見えるが、それは全て偽造されたのもだ。 目の錯覚を利用し、そこに存在しているかのように思わせる。 やっぱり、これは夢なんだ。
凪(なぎ)
凪(なぎ)
趣味で色々なものを書いて投稿しています。 多少日本語に難があります。読んでいる途中に違和感を感じましたら遠慮せず教えてください