地下室の華(ifストーリー 中章1)
暴動での重傷から2週間が経過した、K-13は昏睡状態からようやく意識を取り戻す。
病院の白い病室は静寂に包まれ 人工呼吸器の音とモニターのビープ音だけが響いていた。
内臓の修復手術は成功し 骨折した部分もプレートで固定されたが脳へのショックと出血の影響で体が思うように動かない。
ベッドに横たわる彼の目がかすかに開く、視界がぼやける中 隣に座るアヤメの姿がぼんやりと映る。
彼女は疲れた顔で手紙や花を手に持つ彼のそばに寄り添い、時折涙を拭っていた。
K-13の唇がわずかに動いた、かすれた声で「ア..ヤ...メ...」と呟く。
その声は弱々しくまるで風に揺れる葉のようだった。
名前を呼ばれるのを聞いたアヤメは目を丸くして驚いたがすぐに喜びに満ちた表情に変わる。「13(サーティーン)!貴方、目が覚めたのね!良かった...本当に良かった!」
と声を上げ涙が溢れ出す。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/9/22 13:47
ユート
よろしくお願いしますm(_ _)m
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ごめんなさい、色々疲れてしばらく投稿止めます、本当にごめんなさい