天国の復讐−もう一つの真実の復讐−

第六章−神楽坂 瑠璃− 23年前、私が彼と出会ったのは、私の店で、私は、その頃、ホステスで、彼は警察署長だった。私は、彼の愛人関係になって、そうして、私は彼の子供を授かったけど、切迫早産で産まれたけど、あの子は、息していなくて、死んだかと思って、ショックだった。まさか、あの子が、生きているなんて思いもよらなかった。                でも、彼女に出会えて、いなかったら、今頃、生きているあの子に会えて、いなかったと思う。 そう、私が、彼と会ったのは、あの日は、とある土地開発プロジェクトの地鎮祭に、夫と一緒に出席した。                         そこで、政治家の木島義国とつながりを持つ夫は、次の国有地の取引を有利に運ぼうとしている。                           そんな時、彼から、連絡があった。          「もう、近づくなと言っていませんでしたか?」       「すまない。一つ伝えておきたいことがある。」    「真海という女についてだ。」            彼は、彼女真海さんの事を調べていたのです。          「彼女は、1年前に上海で、投資会社を立ち上げた。」                          「運用資金はおよそ、4,000億円。」          「だが、それまで、どこで何をしていたのかが、まったく分かっていない。」                    「そんな女が、どうして、あの別荘を買ったんだ?」                           「何であの場所に、俺たちを呼んだんだ?」        「あの女には、もう近づくな。」            「わかりました。」                      その矢先に、真海さんが現れた。               「真海さんどうして…。」                     「この前、パーティーのときに、こちらの地鎮祭に参加されると聞いておりましたので。」          「すみません。主人は、さっき出てしまいました。」                          「実は、テナントを探していまして、その件で、相談に乗っていただきたいと思っていたのですが。」  「お店でも出すんですか?」てっきり、彼女がお店を出すんじゃないかと、思った。          「私ではなく、彼です。」                  そして、彼女は彼を紹介した。              「あちらは、安藤 完治さん。」             「アパレルブランドを立ち上げようとしている実業家です。」                            「安藤完治です。初めまして。」             「とても素晴らしいビジョンをお持ちの若者です。」  「私も、早速、出資を決めました。」              そして、真海さんは、私を紹介した。          「こちらは、神楽坂エステート社長神楽坂清さんの奥さまです。」                   「神楽坂の家内です。」                「そうでしたか。」                      「すごく、お綺麗な方だから、てっきり、モデルさんか、芸能人の方かと思いました。」           「そんな…。」                        彼は、私の名前を聞く。                      「お名前は?」                    一瞬、えっと声をあげる。                 「神楽坂さんの奥さまではなくて、あなたのお名前は?」                        「瑠璃です。」                             「瑠璃さん。」                        朱美は、「よかったら、今後、安藤さんのお力になってあげてください。」                    「レディースブランドの立ち上げも考えてるようなので。」                        「瑠璃さんのような方にお話を伺えるとすごく助かります。」                       「お願いします!」と彼は私に頭を下げる。              けど、私は、一瞬、遠慮してしまい「いえ、私は…。」                       「そうだ、もしよかったら、今から、うちへいらっしゃいませんか?」                  「これから、安藤さんとランチミーティングをしますので。」                   「前回、おもてなしできなかったので、もう一度、来ていただけると嬉しいです。」と真海さんに誘われるが、断ろうとしょうとしたけど、横で、彼に「ぜひ、僕からもお願いします!」とお願いされてしまう。けど、結局、断れなかった。        また、あの別荘に行かなきゃ行けないの?         死んだあの子の場所へ。                               そうして、私は、ランチに誘われた。     あの別荘に行った。                       
ガブ
ガブ
初めて小説を書きます。