ガブ

212 件の小説
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ガブ

初めて小説を書きます。

天国の復讐-もうひとつの復讐の真実-

第一章  盤台悠馬 彼女の妹の復讐劇から、7年経った。 その日も、盤台悠馬は、思い出の海辺でピアノを弾いていた。 彼女の妹をあそこまで、復讐に追い詰めていたんだろう?僕が彼女たちを信じて守ってやれなかったから?     かといって彼女の姉を愛していないわけじゃない。 今でも、彼女の姉を愛している。          それが、殺されても冤罪に陥れても。        あれは、僕らが、まだ、子供の頃だった。 僕のお父さんは、交通事故で死んだ。僕が15歳の時。 父の葬式の時、僕は、取り乱しながら、母親に抑えながら、何度も父を呼んだ。 「父さん!父さん‼︎」 彼女たちのお母さんは、目の病で亡くなった。 彼女たちは、何度も母親を呼んだ。 「ママ!ママ、目を開けてよ⁉︎ママ⁉︎」 そうして、僕らは、片親を亡くした。 ところが、彼女の父親が再婚して、彼女たちは、幸せに暮らしていると思って、安心して、僕は、 彼女の姉と約束し、別れた。 ところが、僕が、帰国した後、彼女たちに、悲劇が起こるとも、知らずに。 僕が大好きだった彼女の姉が、殺されて冤罪である事も信じてやれずに守ってやる事さえ、出来なかった。 それが、彼女を復讐心が芽生えたのかも、しれない。 彼女は、最後の晩餐会の時、僕に愛の告白をした。 「私は、あなたを心から、愛しています。結婚してください。」 僕は、泣きながら、答えた。 「はい…。僕は、真海さんと結婚します。」 彼女は、安堵したかのように、「万歳。」 「やっぱり、愛は勝つって、本当だったんだね。」 もしかすると、あの愛の告白は僕に対する復讐だったのかもしれない。

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記憶

人間には、心を繋ぐ記憶というものがあります。 何かのきっかけで、その心が傷つけられた時、それが、フラッシュバックになって、トラウマになることも、ある。                 嬉しいことや悲しいことを乗り越えられることもあるかもしれない。                    時には、その記憶を、封じ込めて、不幸な過去が蘇って拒絶する事もある。          例えば、大切なものを奪われても、時間を取り戻せなくても大切な人を失っても、楽しい記憶がある。                        時には、苦痛が、蘇る事になっても、また、新しい嬉しい記憶、悲しい記憶があるかもしれない。 記憶は、その人が生きた証なのです。

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街路樹−思い出−

お別れの日が近くなっていた。 それまで、幼い時から、ずーっと一緒だった大好きな人だった。 けれども、あの日、僕らは、あの思い出の街路樹に再会を誓った。 そして、出発の日が、来た。 彼女は、現れなかった。 その時、「待って!」と彼女の声が、叫んだ。 僕は、振り向いて、彼女の姿が、あった。 僕は、立ち止まり、彼女と永遠の愛を約束し、別れた。 ところが、僕が帰国した頃、彼女に、悲劇が、起こるとも、知らずに。

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SNSの恐怖

今の時代、SNSというものが、あります。    ところが、そのSNSに迂闊な一言で、書き込んで、相手を傷つけたり、気に障って、不快に、させたり、犯罪に陥れたりすることもあります。                その一言で、誰かが、冤罪に陥れることに、なって、失うものたちが、いる。          時には、知ったかぶりな情報で、炎上したりして、相手を傷つけることになる。真実そのものが見えなくなってしまう。そうならないために、SNSを正しく扱うことは、気おつけなければならない。                 SNSを扱うのは、難しい。 何が、真実か、嘘か、わからないのだから。

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錯綜−ラブアゲイン症候群−

人は、なぜ、「愛」というものを求めているのだろうか? 誰かをどうしようもなく、好きになったりすることもあるが、 それがきっかけで誰かを傷つけてしまったり、失う者たちがいたりもする。 けれども、愛情は、人にとっては、特別なものなのだ。 いつか、そんな人が現れたら、その人を大切したい。

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メヌレット

第三章、ついに恋のライバル出現。 大学の講義が終わり。 愛は、帰宅途中で、覆面を被った暴漢魔に襲われそうになる。 その時、男性が「おい!」と声をあげ、「何やっているんだ!」 男性は、暴漢魔を殴りつける。 暴漢魔は、「覚えてろ!」 先程、愛を助けた男性は、「君、大丈夫?怪我は、ない?」と声をかける。 「はい、ありがとうございます。お陰で助かりました。」 とお礼を言った。 「君、うちの大学?」 「はい、そうですけど …」 「なら、僕の後輩だ。」 「僕は、岬彰司。」 「岬先輩…」 愛は、顔を赤くなる。 そして、翌朝、彰司は、愛に「おはよう。」と声をかけ、愛も、「おはよう。」と声をかけます。 いつのまにか、彰司と愛は、笑いあったりしていました。 途端に愛は、何処か寂しい気がします。 愛の大学の友達の佐々木幸子が、声をかける。 「愛。おはよう。」愛も、「おはよう。」と声をかける。 幸子は、話し合い始める。 「今の3年の岬先輩だよね?何を話してたの?」 「何って、挨拶していただけだけど?」 「なんで?」 と幸子に聞くと幸子は、「岬先輩って、見た目かっこいいし、優しいからさ。」 その午後、愛の前に、彰司があった。 「岬先輩。」 「やあ。」 「どうして、ここに?」 「一緒に帰ろうかなって。」 「はい。」 二人は、そのまま、歩いて帰った。

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錯綜−後悔−

どうして、いつも、こうばかりなんだろう? あの時、ああすればよかった。 こうすれば、よかった。 って時々、思う時がある。 挙げ句の果て、人に八つ当たりして、人のせいにしてしまう。 相手を傷つけてしまう。別に好きで傷つけたいわけじゃない。 ああ、後悔。生まれ変わる事ができたら、普通の幸せになりたい。

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錯綜−人間関係−

うかつな一言で相手を不愉快にさせたり、わかりもしない知ったかぶりをしたり、それがきっかけで、 裏切られたり、見捨てられたり、孤立したり、鬱になったり、何かの障害になったりする事もある。 人間関係って、なんて難しいんだろう? どうすれば、信じて、わかってもらえたりするのだろうか?

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見えない錯綜

見えないもので人を判断したりすると、相手が傷つく事がある。 かといって、それが、悪口に聞こえたりする事も、あるけれども、もし、自分が悪ければ、その悪い癖を治さなければ、いけない。 今は、これは、ハラスメントだと、判断する事も、あるのだから。 気をつけなれば、ならない。

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ティータイム

セキララ・ティータイム情報局ラジオ こんにちは、今日もやって参りました。セキララ・ティータイム情報局ラジオ 今日も、暑い日が来ました。 明日からは、涼しくなります。 この1年半、皆さんは、どうお過ごしでしたか? たった今、ガブさんからのお便りがでました。 「私は、30代後半で、高校時代のトラウマにずーっと引きずっています。それ以来、私の人生から、希望、夢、未来、愛、友情が消えました。 どうしたら、前向きになれて、あの頃のように、また、夢を追いかけてもいいのでしょうか?」 そうですねー。私も、ある時から、夢を叶ったのは、いいけれど、でも、現実に思い知らされていたけれど、一度失敗して、落ち込んだりした事もありました。 けれども、いつまでも、挫けては、いけない。諦めたら、人生は、終わりです。 ガブさん、諦めないでください。 また、いつか、できるように、なりますから。

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