9月、生真面目で純真なキミを乱した夜想曲
焦燥感から少し背伸びをしたくなる9月。
放課後、人知れず流した涙の感情を知りたくて、教室を出て行こうとするキミの手首を捕らえた。
小さく肩を震わせながら嗚咽をこらえるキミは振り返らない。
掴まれた手を振り解く気力もなさそうだった。
選択を委ねたキミは、今、どんな顔をしているのだろう。
①「日陰」・「日向」
✴︎ 静寂
✴︎ 三日月
✴︎ 涙目
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/9/11 20:33
木のうろ野すゞめ
雰囲気小説を書く人です。
毎週金〜日曜日の間になにかしら書きあげていきたいです。
現在は主に「書く」「書く習慣」にて生息しております。
2025/8/16〜
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