140文字小説+α その117 「ブランド自慢」

 久々に帰省した友人と会う。  東京で仕事に励み、忙しくしていたようだ。  今日ばかりは、昔話に話を咲かせよう。  と、思っていた。 「見てくれよ、これ」 「……カッコイイな」 「これ、キムラのOPシリーズのK」  めちゃくちゃブランド品自慢してくる。  都会に染まったなぁ。
きと
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。 あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。 カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。