怪物戦記 Episode1 「Encounter」

怪物戦記 Episode1 「Encounter」
「黛ぃ……」 校門の前で黒眼鏡の教員が声をかけてきた。黛緋花は教員を一瞥しただけで素通りした。黒眼鏡の教員はもう一度、「黛ぃ……」と呻くように言った。 「懲りないね、あの教師」 シロが嘲笑しながら言った。 「仕事なんでしょ」 緋花は小声で返した。 あの教員は入学以来、何度となく緋花に生活指導を行ってきた。学級担任でも教科担任でもないから、緋花はあの教員の名前すら知らない。 「鞄が学校指定のものじゃないとか、靴下が派手だとか、前髪が眉にかかってるとか−なんで学校っていうのは、人間を型に嵌めたがるのかな?」 シロがぶつくさ言っている。緋花は無視して校舎に入った。靴箱で靴を履き替える。 「覚えてる、緋花?もう一年以上前かな。あの教師があんまり毎朝、髪がどうとか因縁つけてくるものだから、君……」
闇影
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小説書くの初心者です。ゆったりまったり頑張ろうと思います。 (少しずつ復帰中、これから投稿頻度はかなり下がると思いますのでご了承ください)