恐れている

性的・暴力的な話ではありませんが、不快な内容に思うかもしれません。ご了承ください。 深夜にベッドに寝転がるが胸の奥がゾクゾクして寝れない。何かあったわけでは無いのに涙が溢れ出てくる。何かが怖くて恐れている。私は分かっている、寝不足が情緒を不安定にさせるということを。明日は朝早いし今すぐ寝るべきではあるが、涙を流すことにリラックス効果があることも知っている。思いのままに泣くべきだろうか。それとも今すぐに寝るべきだろうか。 恐れているのはただの思い込みだと自分に言い聞かせる。一度落ち着くがまた胸の奥が圧迫されるような感覚が出てくる。何かの障がいと分かれば気持ちは楽になるだろうか。だが自分が障がいだと認めたくない気持ちもある。病院に行くのも怖い。寝ると一旦マシになるだろうか。 そう考えているうちに外が明るくなった。
エーテル (短編・SS)
エーテル (短編・SS)
SF・異世界・非日常などちょっと独特な感じのショートショートをメインで書きます。 (全然別ジャンルも書くかも) いいね・コメント・フォロー気軽にしてください〜