渡り鳥
思いのほか、呆気なく終わるものだ。
我々は遥か先を目指し空を駆ける。そのように言えば幾分か壮大に聞こえるかもしれないが、存外に大したことでは無い。ただ、生き残る為の手段に過ぎないのだ。皆同じ様に、それでいてそれぞれが違った手段を用い行っていること。
だから、我々はまた駆けて行く。
この翼に受ける大気は、命と同義だ。
何故ならば、我々は飛ばなければ果てるだけの存在で、時にはその大気でさえ我々を殺す。包まずに言ってしまえば、矮小だ。だが、それでも我々は生きている。
何故ならば、矮小さは死では無いからだ。
我々は矮小であるからこそ、飛ぶのだ。そして生き残る。それこそが、我々に許された足掻きであり、誇りだ。
故に我々は飛ぶのだ。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/3/19 15:11
じゃらねっこ
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