ショートホラー 〜目が合った〜

ショートホラー 〜目が合った〜
あれは、俺が高校生の時だ。 俺の地元は田舎で、よく言ったらのどか、 悪く言えば何もない場所だった。あたりを見回してみても田んぼばかり。高校時代の俺はそんな景色ばかりでつまらなかった。 ある日、田んぼ道を自転車で走っていた。真夏でとても暑かった。片手で汗を拭いながら、家に帰ってる途中だった気がする。その時、ふと何かに見られている感覚がした。 ただ見られているだけじゃない、もっとじめっとしていて、不快感のある視線だった。 俺はその視線を確かめるようにあたりをキョロキョロと見渡した。 その時、周りの景色を見て変に緊張感があった。 普通なら、畑仕事をするばあさんとか、遠くに見える人影とかが見えるはずなのに、誰もいなかった。
ピコゴン
ピコゴン
どうも、こんちくわ 高校生です。 たまになんか思いついたら書きます。暗い話が多いかもです。 ストーリー中心で書いていきます のでどうぞよろしく