存在の定義 第6章 使い魔Ⅰ

存在の定義 第6章 使い魔Ⅰ
 夕食の知らせを届けてくれたアレクを意味ありげに見詰めた。 「ミユ、どーした?」 「アレクは王様から何か聞かなかった?」  小首を傾げてみせると、アレクは苦々しげに顔をしかめる。 「上手くはぐらかされた。『話せることは何もないよ。それより、魔導師としての生活を聞かせてよ』だとよ。腹が立って、途中で玉座の間から出てきちまった」
七宮叶歌
七宮叶歌
恋愛ファンタジーな連載と、ファンタジー、時々現代なSSを載せています。エッセイも始めました。 フォロー、♡、感想頂けると凄く嬉しいです♩ 他サイトでは、小説家になろう、カクヨム、NOVEL DAYSで投稿しています。 NSS、NSSプチコン優勝者、合作企画関係の方のみフォローしています*ᵕᵕ お題配布につきましては、連載している『お題配布』の頁をご確認下さい。 小説の著作権は放棄しておりません。二次創作は歓迎ですが、掲載前に一言でも良いのでコメント下さい。 2025.1.23 start Xなどはこちらから↓ https://lit.link/nanamiyanohako お題でショートストーリーを競い合う『NSSコンテスト』次回2026年1月1日開催予定です。 優勝者  第1回 ot 様  第2回 ot 様 NSSプチコンテスト 優勝者  第1回 黒鼠シラ 様