第10回N-1 音人形
風の終わりもわかる頃、直人と和也は騒いでいた。持ってきた懐中電灯の灯りが点滅する中、僕は二人の後ろについていた。
「あそこになんか、見えないか」
「やめろよ、和也」
二人の声が僕ら以外いない墓地に響く。僕はお化けなんかより、大人たちに見つかる方が怖かった。
和也の足先が何かにぶつかり、トンッという軽い音がした。二人が立ち止まる。墓の前に供えられていたものがどうやら落ちたようだ。
「なんだよ、コレ」
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カテゴリー: ホラー
投稿日時: 2026/8/14 4:41
かきあげ
バナナです