私の夢だった。
お姫様になりたいの、キラキラしたアクセサリーを身に着けて
小さいころ描いた夢の中に。
腕に傷をつけることはしない、カッターじゃなくて鉛筆を握って、私だけの世界に。
キラキラしたいの、あの時見た夢みたいなことが起きることを、今でも夢見てる。
時が流れてガラスの靴を履けなくなって。
一生身につけれないティアラの代わりに笑顔でつけてた可愛い可愛い花冠が似合わなくなった。
沢山のキラキラに囲まれたかったはずなのに、私の周りには
もう、可愛いお花さえないの。
0
閲覧数: 26
文字数: 459
カテゴリー: 詩・短歌
投稿日時: 2022/2/2 9:46

せつな