第6話 記念日
十一月四日私は半年ぶりに学校へ行く。何をしに行くか?そんなの決まってる。ポイントを稼ぎに行くの♪私はゲームがスタートしてから一ヶ月、かなり他の参加者と差がついちゃってるから今日、一気に八十ポイント稼ぐつもり。どうやって稼ぐか?すっごく簡単な方法があるの!クラス全員殺しちゃえばいい。うちのクラスは私を含めて四十人、ちなみに先生も一緒に殺しちゃうよ。今すごくワクワクしてる。こんなに気分がいいのは何年ぶりだろう。頭の中で想像するたび顔に笑顔が浮かんでくる。ああ、そろそろ学校へ行かないと、遅刻は厳禁だからね。
そうしてカバンに包丁、紐(縄)、筆箱を入れると私は家を出た。
私は自分の教室の前に着くと、クラスの奴らが全員教室に入るまで廊下の壁に寄りかかり、近くにあるクラスの掲示板を眺める。
“いじめは犯罪です”
“いじめは絶対にダメ!”
いじめはダメ…か…
やっぱりこのクラスは殺らなきゃダメだな、私の決意は更に固まった。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2022/3/29 13:45
最終編集日時: 2022/3/29 13:46
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
くれぴぃ
小説を作るのは初めてです。週に1〜2回ぐらいのペースで投稿します。基本連載の物語を投稿しますが、たまに読み切りも書きます。
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