折セカサイドストーリー ~明星輪虎・降星瀬名~

「おっ、瀬名! まだ教室残ってたのか」  教室の隅の席で、本を読んでいる見慣れた背中に、輪虎は思わず声をかけた。  特に待ち合わせなどをしているわけではないが、週に一、二回、瀬名と教室に二人きりになる時間がある。  最近何だか、瀬名と喋ることができるその時間を楽しみにしている自分がいるのだ。  輪虎は、瀬名と喋るのが好きだ。何といっても居心地がいい。  今日は部活がないので少し喋ろうと、瀬名の後ろの席に腰を下ろした。 「何読んでんの?」 「この間図書室で見つけた本なんだけどね……」
はむすた
はむすた
森の奥でひまわりの種もぐもぐしてる、ハムスターです。 人間語も読み書きできるのでご安心を。 細かい自己紹介は、はむすたるーむと、100の質問とか見てもらえると嬉しいです。 アイコン・(し)ょうじょめ~か~ さま (*・×・*)♡