夏は、何も言わずに終わる
いつからだろう。
夏が来ることを、待たなくなったのは。
子どもの頃の夏は、季節というより、ひとつの大きな約束だった。
七月が近づけば、教室の空気まで少し浮ついて見えた。
夏休み、プール、お祭り、花火。
まだ何も始まっていないのに、夏というだけで、これから何か楽しいことが起こる気がしていた。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2026/8/30 11:45
宵依 (よい)
04(22)|元保育士
日常と記憶、ときどき空想。
こぼれ落ちそうな気持ちを、文章に。
エッセイ|詩|短編・連載小説
誰かの心に、ひとつでも残る言葉を。🌙