傘を閉じて

傘を閉じて
 あの雨の日のことがいまだに忘れられない ほんとに最悪、雨は大嫌いだ。 そう思いながら僕は傘をさして歩いてく。心も空も大雨が降っている、そして暗い顔のままうつむいて歩いていると、目の前に1人の傘をさしていない少女がいた。 こんな大雨なのに傘ささなくていいのかな すると少女はこっちにくるりと振り向いた。濡れた髪の毛の水滴がこっちまでにとぶ 『何』 少女は凛とした声でつぶやいた、少女の顔は狐の面で隠れている 「いや、雨が降っているのに傘さしていないから、あと今日ってお祭りあったけ?…」 10秒ほど雨音だけが響く
モブな私
モブな私
中学生。 テキトーに日頃の思ったこととか妄想とか書いてく