【四季書房】絡新婦悲話
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弥助の母が死んだのは先の冬、二人でささやかな喜寿の祝いをした翌朝の事である。
嫁を取ることも諦めて久しい弥助がその時思ったのは、これから何をして暮らせば良いのか、という悩みひとつであった。
野良仕事も、飯炊きも、水汲みも、洗濯も一人でこなし、母の世話をせねば、という使命感だけが生きる糧であった。
つまり、老いた母を大事にしていたわけではなく、只々日課として面倒を見ていたというのが正しい。弥助とは、そのような男だ。
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文字数: 4487
カテゴリー: ホラー
投稿日時: 2024/9/3 23:37
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
積山 精々
"セキヤマ セイゼイ"
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