ナイトルーティン
窓の外をふと見ると、もう夜がふけっているような五時の景色が
飛び込んできた。
−もうこんな時間か、と思いながら机の上の原稿や
乱雑に散らばった筆を片付け始めた。
一通り片付け終わった後、湯を沸かして茶を淹れる用意をする。
骨董品店で買ったこだわりの硝子製の急須に、知人から貰った
珍しい色味の茶葉をひとつまみ。
途端に透明だった湯に春の花が咲き誇るように美しい色が
広がった。
茶葉の色が完全に広がってから数秒蒸らすのが私流だ。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2025/1/7 1:32
羊肉
羊肉(ひつじにく)です。
自分が思ったことを気ままに
投稿しています。
自分の投稿が
誰かの心に伝わりますように。