世界の終わりに君を待つ

世界の終わりに君を待つ
いよいよ明日世界が終わる。 それはあまりにも突然すぎる知らせだった。 理由は地球温暖化とか現実的なものもあれば、神様の天罰とか非現実的なものもあった。でも、結局共通して言えるのは『世界が滅ぶ』ということだ。 地球終了の知らせを聞いて、慌てる人や嘆く人が多い中で私は「そうか、もうすぐで死ぬのか」という漠然とした思いしか出てこなかった。 実感が湧かないと言ったほうが分かりやすいのかもしれない。 「どこに行こうかな」 こんな事態になったが、やる事もやりたい事もない私は街を歩くことにした。
ゆかり
ゆかり
よろしくお願いします。