友情

友情
花怜side 学校に行くといつも『おはよう』と言ってくれる友達は千束。 私が入学して初めてできた友達だ。 見た目はもちろん、声のトーンも明るく可愛らしい。そして元気だから、私まで元気をもらえる。千束の挨拶は毎朝の恒例になっていき、暇さえあれば話したり笑ったりするほどの仲だ。楽しかった。 私にとっては−−− 十一月のある日、千束から相談を受けた。相談されるのは初めてだ。 内容をまとめると、千束は“自殺”しようとしているらしい。
宇宙のひとかけら
高校2年 ゆずごめんね。世界で一番愛してる。