第三話 推理小説部の活動

「先輩、何か活動をしましょう」 ある日の放課後、部室にて、僕以外のただ1人の部員であり、後輩であるところの園崎がそんな提案を持ちかけてきた。 「活動?今してるだろ」 そう言って僕は手に持っている新作の推理小説をわざとらしく揺らした。 「いえ、そうじゃなくてですね」 僕の返答が気にいらなかったらしく、言葉遣いは丁寧なままではあるものの分かりやすく機嫌を悪くしている。どうしてそう判断したかと言うと思いっきり顔に出ているのだ。  こいつ声とかちょっとした動作からはいつも余裕がある振る舞いをしてるのに、表情だけは豊かなんだよな。 「なんですか、わたしの顔をジロジロ見て」 「いや、なに、怪訝そうな顔してるなー、と思って」 「先輩のせいですからね、全く」
アマガミ
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笑顔は正義 ということでクスッと笑えッてもらえる楽しいお話を書きたいです 高校生です。どうぞよろしくお願いします