私と世界
部屋のカーテンの隙間から照りつけるような光が漏れていた。
外は快晴かもしれないという期待は、すぐにその通りだということを証明した。
カーテンを開けると、全身にこれでもかというくらいの剥き出しの自然が私を包み込む。
この光にいるうちは、自分は「大丈夫」だと思えるようになった。
この家は、南に向いているので午後になると、洗濯物をするときには絶好の日差しになるのだ。
そうして、家にいるのは勿体無い気分になっていき、一刻も早くここから出ないといけないと思った。
0
閲覧数: 5
文字数: 1169
カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2023/4/27 6:38
ぺるしゃねこ