光の奇跡
俺は死神だ。
真っ黒なローブに銀色のカマ、かり取った魂の数なんてもう覚えていない。
そんな俺は普通の人間には見えないはずだった。そう、はずだったんだ。
「ねぇ、あなたなんでそんな暗い顔してるの?」
小さな女のガキが突然話しかけてきた。
俺は慌てて、魂回収者名簿を見た。けれどそこにそのガキの名前はなかった。
じゃあなんで
「お前に俺が、見えんだよ?」
ガキは不思議そうな顔をして、摘んだばかりなんだろう花を一つ取ると、俺の目の前に差し出した。
「なんか分かんないけど⋯暗い顔してる人にはお花、あげるね!」
10
閲覧数: 279
文字数: 2430
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/4/3 11:00
藤咲 ふみ(次回4/3日更新)
はじめまして。クラゲとクジラが好きな成人済の女です。基本的に毎週木曜日に小説を更新しています♪「窓辺のしぇりー」の名前でXにも存在しております🫢夜書いた文章は朝には読み返します。短いけど読み応えのあるギュッとした、自分が素敵だと思える世界を置いていきます😌よろしくお願いいたします☘いいね♡、優しいコメントくださるととても喜びます!
※表紙のイラストはAIアプリで作成したものを使用するか、フリーイラスト等をお借りしております。
※ここに上げている作品の全ての著作権は、私のものとさせて頂きます。二次使用など何かご入用の際は一言お声掛け下さいますようにお願申し上げます。(お断りなく一部でもご使用された場合は通報などの措置をとらせて頂きます。)
start:2024.5.24