鳴らした音の行く先は 4-7
第四章七話 番外編 暑苦しさと
颯に話してほしいと言われた子は部屋に入ってきたときに、少し不安げな顔をしていた。
「こんにちは。えっと…月島叶衣です」
「天宮時雨です。今日はよろしく」
颯はどうして、この子と僕を似てると思ったのだろう。
「天宮さん。今日はありがとう。私と話す気になってくれて」
颯と違って距離感をわきまえている。そう思った。でも…
「時雨でいいよ。別に叶衣が僕と話したいと思ったわけじゃないでしょ」
颯には下の名前のほうが親しみやすいからと散々釘を刺された。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/3/28 0:21
傘と長靴
自分の書いた物語を誰かと共有したいと思い始めました。
拙い文章ですが、目に留めていただけると、幸いです。