夏休み初日・序章

夏休み初日・序章
「誰……?」  小さく、優しい鈴のような音色が美術室に響いた。 「……見えるの?」  驚いたような目でそう私を見る。  声が聞こえてる時点でお察しだ。  夏休みにより誰も居ない校舎。
へいたろう
へいたろう
適当に小説を書いている高校生です。 よろしくお願いします。 あまり他の方の物を読みません。気が向いたら反応します。