【第八弾】思い出せない

【第八弾】思い出せない
数日前の話。僕は、不思議な夢を見た。 その内容が衝撃的だったからか、今でも良く覚えている。 −−それは、真っ暗な深夜の時間帯だった。 夢の中で、僕は友人が運転する車の後部座席に乗車していた。ちょうど、助手席の後ろ側。隣と助手席にも、他の友人が乗っている。 経緯までは不明だが、僕達は“本当に出る”と噂の心霊スポットに向かっていた。 しかし不可解なのは、その心霊スポットがトンネルや廃墟などではなく、普通に人の住む住宅地である、という事だった。 そして夢は、あと一つ角を曲がれば例の心霊スポットに到着する、という所まで進み……遂に車は角を左折した。
岩木翔
岩木翔
初めまして岩木翔(いわき しょう)と申します。 こちらでは、日記のような感覚で実際に起きた出来事や疑問などを文章にしていこうと思います。 よろしくお願いします。