呪われた高級車3

深夜のコンビニの前で純はタバコを吸っていた。 目の前には宮川奈緒子から預かった車が置いてある。 純の自宅や天光事務所のある新谷駅周辺から車で20分ほどの距離にある布城市のコンビニだ。 なぜこんな時間にこんな所にいるのか純は煙を吐き出しながら考えていた。 朝、事務所に入ると梨沙がこう言った。 「純くん、夜勤できる?」 「え、夜勤、ですか?」 梨沙の突然の言葉に純は戸惑った。 第一この天光で夜勤をするような仕事があるのか?
Ken
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