妖精の微笑み

妖精の微笑み
出勤途中の私は、遠くの雲になにか小さな人影を見た。 まさかと自分の目を疑いながらも目を凝らしてみると、そこには小さな妖精がいた。 彼女は雲の上でぴょんぴょんと嬉しそうに跳ねながら小さな羽をパタパタと羽ばたかせていた。 私は驚愕や得体のしれぬものを見た恐怖よりもなにかホワホワしたような幸せな感覚に包まれた。 そうしてついつい妖精を長く見つめてしまった。 見つめ続けていた私に気がついた妖精は、少し驚いたそぶりを見せると、私に微笑みかけてからぴょんぴょんと今度は雲をジャンプして移動していった。
黒鼠シラ
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