本を再読するようになった

 最近、と言ってももう何か月も経っているので最近とは言えないかもしれないが、ともかく最近。1度読んだ小説を再読するようになった。  読書家の方からすれば、そんな当たり前のことをしてこなかったのか、と思うかもしれない。  でも、なんとなく再読することに抵抗があったのだ。  漫画は、何度も読み返す作品が多々あるが、小説は本当に再読しなかった。  1番の理由は、私の本を読む速度が遅いということである。  読んでいると、体力を消耗するのか、細かく休憩を入れないと読むことができない。  昔は続けて読むことができていたのだか、年なのか病気のせいなのか分からないが、休憩が必要になった。  そういう事情もあり、小説の再読を避けてきたわけだが、数か月前にとあるエッセイ集を読み返してみた。  すると、初めて読んだ時の思い出が蘇って来たり、自分はこの話がやっぱり好きなんだなと再確認することができた。  その時から小説も読み返すと、新たな景色が見えるということを再認識した。
きと
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。 あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。 カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。