海の見える踏切

海の見える踏切
彼女は、踏切の音が好きだった。 「カンカンってさ、世界が一回止まる感じしない?」  高校二年の夏、海の見える小さな踏切で、よく二人で電車を待った。  遮断機が下りると、風まで止まる気がした。 「止まらないよ」
なつめ
なつめ
気が向いたら投稿してきます 今まで書いてきたやつを載せていきます。感想お待ちしてます