高嶺の虫媒花の解説、批評
批評しておこうと心に留めておきましたが、何だか納得もいかないし胸の奥に蝿が集っているので何か言っておこうと思います。君達が此を読むのは初めてでしょうが、私が私自身の作品を酷評することは度々あるのです。きっと此を書き留めたら、見返しもせずに置いておくので詩を置いておこうと思います。
春都《はるみやこ》 盃交《さかずきか》わす 空《そら》の下《した》
春都と書きましたが、八重桜も散って、私の家の周りにも緑の隧道が出来ています。牡丹や紅い椿、山吹は今でも山道を彩りますが、軈て花も落ちて散ることでしょう。
さて、そこそこにしておき批評に入ります。先ずは粗筋を置いて、中盤の引用を挟んでおきます。
【一話の粗筋】新西蘭都市部に訪れた人の姿を真似る猫、博戸は賭博場で賭博をしていた。そこで見事、金を勝ち取るが規則を破っていた相手客に掴まれて喧嘩になってしまう。
だが豚男は何も言葉が耳に入ってこない。「煩い煩い! 金を返せ!」と挙げ句の果てに頭突きをしてくる。豚から猪になってしまったかと彼は失望の念を隠せずにいた。涙と鼻水に汚れた豚に頬を殴られて倒されると咆哮と共に椅子を投げられる。咄嗟に横に転がると椅子を避けて、やむを得ず賭博場から出ていった。
冷涼な新西蘭の夜は肌寒い。強い風が殴られて痣になった頬を削っていった。思わず痛みに舌打ちして人気の少ない路地裏を通る。(省略)どうせ暇だからと突き当たりを歩いていくとその天幕は赤と白で曲馬団のものだと分かる。まだ光が溢れていてその空間だけ真昼のようだった。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2026/4/29 12:55
愛染明王
科学部の逸材